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ほとんどのヨーロッパ諸国では、タバコ製品のパッケージに警告が記載されている。そしてカナダは最近、個々のタバコに健康に関する警告を表示することを開始すると発表した。私は時々、『For A New World』のウェブサイトに『このウェブサイトには深刻な中毒性があります』という警告を出すべきだと思う。
私の熟考は経験に基づいている。つい先日、私はある人物についての情報を探していた。スイスのコーで開催された『Initiatives of Change（変革のイニシャティブス）』の会議で、その人が講演したことを知ったので、FANWに アクセスして会議のテープを聴いた。いつの間にか私は、その日起こる予定だった95パーセントの日食について説明するスピーカーと、その体験をみんなが楽しめるように昼食を遅らせることを発表するスピーカーの話にすっかり夢中になっていた。私はふと、自分が本来の使命から完全に逸脱していることに気づいた！
ある時、私はこのウェブサイトのパイオニアの一人に自分の中毒的傾向を告白した。
いいね、そうなってほしいものだ」と彼は無愛想に言った。
IofCを知って いる人の中には、昔の体験を追体験することを楽しむ人もいるだろう。また、聞いたことのある人物や出来事についてもっと知りたいと思う人もいるだろう。あるいは、Initiatives of Changeやその前身となる組織が設立された初期の頃、今は亡き人物が何を語っていたかを知りたいと思うかもしれない。
本や雑誌のコンテンツ、写真、映画、歌、個々の記事など、さまざまな形ですでに膨大な情報の宝庫がある。しかし、閲覧しているうちに、多くのギャップにも気づく。それらの様々な商品に掲載されている人物の情報を検索すると、「この人物の伝記情報はまだありません。もし、あなたが情報を提供してくださるのであれば、私たちは嬉しく思います。このページの右下にあるフィードバック・フォームからご連絡ください。ありがとうございました。
一例を挙げれば......。1980年にナイジェリアに行ったとき、ナイジェリア最大の港湾労働者組合の書記長を務めていたズドヌという人物に少し会った（本号『 新世界ニュース』4ページ参照）。彼は故郷のポートハーコートの港で横行していた汚職に反対するため、職を賭して、そしておそらくは命を賭して立ち向かったのだと聞いた。数年前、その活気に満ちた国での数カ月間についての講演を準備していたとき、私はもっと詳しく知りたいと思ったが、ほとんど空振りだった（若い頃の彼を知っている人物は見つけたが）。
このような物語が取り返しのつかない形で失われてしまう前に、多くの人々がこのような名もなき英雄についての知識を共有してくれることを願っている。
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